冬に部屋が寒い原因は窓のサッシの材質や施工方法

【不動産】断熱性能A(窓のサッシ・効果的な材質・施工方法)

【不動産】断熱性能A(窓のサッシ・効果的な材質・施工方法)

 

 

こんにちは。
今回は断熱性能の第2弾となります。
前回の断熱材の厚みや外断熱に関して、
理解を深める事はできたでしょうか。
今回もわかりやすくお話させていただきます。
それでは順番に見ていきましょう。

 

折り返し

熱伝導という言葉をご存知でしょうか。
熱気や冷気の伝えやすさの事です。
熱伝導率が高ければそれだけ外気の影響を
受けやすいという事を意味します。
これは材質によって変わります。
熱伝導率の高低は次の通りになります。

 

アルミ>コンクリート>ガラス>ALC>木>断熱材

 

アルミが一番外気の影響を受けやすいという事です。
コンクリートはアルミの次に熱伝導率が高い事がわかります。

 

マンションはコンクリートで覆われています。
コンクリートに蓄積された熱気や冷気によって室内に
大きな影響を与えないようにするために断熱材を
施工する事がいかに重要かわかって頂けたかと思います。

 

ちなみに上記のALCという用語を聞きなれない人も
いると思いますので簡単に説明しておきます。
このALCというのは「Autoclaved」(高温高圧蒸気養生された)
「Lightweight aerated」(軽量気泡)「Concrete」(コンクリート)の
頭文字から付けられたもので「高温高圧蒸気養生された
軽量気泡コンクリート」という意味です。
長年ヨーロッパを中心に使用されてきた建材です。

 

断熱材が外気の影響を和らげる建材として
いかに優秀か理解してもらえたと思います。

 

この断熱材もただ施工するだけではなく、直角に曲がる
壁と壁の間や壁と床の間などに折り返し部分をどれだけ
長く取り、厚くしているかで断熱性能が大きく変わってくるのです。

 

東西南北の方位によって南側は行わないという業者もあるようですが当然
全方位に断熱材を施工するのが良い事は言うまでもありません。
断熱材を丁寧に施工する事で室内の快適度に大きな差が出てきます。

 

 

ガラス・サッシ

断熱材の他に開口部である窓の部分の断熱性能をどれだけ
高くしているかで快適度が大きく変わってきます。

 

窓を単板ガラスではなく、2枚のガラスの間に空気層を設ける
複層(ペア)ガラス仕様にしているか、またサッシ部分の材質に
熱伝導率の低い材質を使っているかといった事です。

 

複層ガラスの空気層は断熱材の役目を果たしますので
断熱効果が大幅に向上するのです。
断熱性能の高低は下記のようになります。

 

木 > 樹脂 > アルミ

 

つまり一般的なアルミサッシは断熱性能が低いという事がわかります。
サッシの材質のグレードを上げることで室内の温度を快適に
保ちやすくなる事はもちろんですが結露も起こしにくくなりますので
カビの発生も防ぐ事ができます。

 

アルミサッシの中にはアルミと樹脂を組み合わせた
タイプもあり現在では様々なグレードがあります。

 

 

一戸建てであればもちろん自分の好みで自由に変更できますが、
マンションでも樹脂性が採用されるようになってきています。

 

また居室部分だけでなく浴室、洗面所、トイレ、キッチンなどの窓も
居室同様に断熱に対して配慮があるのか確認しておきましょう。

 

こういった部分にも注目して見る様にすると住む人の事をどれだけ考えて
つくられているのか企業姿勢がわかりますので勉強になって面白いですよ。

 

ヒートブリッジ

例えば冬場など室内の温まった空気は窓の方へ流れます。
すると室内にいる人間や暖房器具から発生した水蒸気も
断熱性能が低い部分へ流れる事になります。

 

コンクリートとガラスではコンクリートの方が断熱性能は低いですが
コンクリートには断熱材が施工されていますので窓の方に流れるのです。
こういった理由から冬場に窓ガラス一面結露する事になるのです。

 

 

窓が飽和状態になると、その次に断熱性能が低い所に
流れるようになります。つまり断熱が不十分な所にです。

 

ヒートブリッジ(熱橋)とは断熱性能が低いため熱の
出入りがしやすくなっている部分の事です。熱の通り道
になるからヒートブリッジといわれているのです。

 

内断熱工法の場合ですと断熱を施工した部分としていない
部分の境目部分がヒートブリッジになります。外断熱工法ですと
ベランダと建物との境目部分などがそれに該当します。

 

窓への結露など目に見えている部分ならまだいいのですが
室内の壁クロスとコンクリートの間などが長年の結露でカビが
発生している場合は厄介です。知らないうちに何らかの
健康被害が出ている可能性もあるからです。

 

閉め切った室内に入った時にカビ臭さがあったり、
急に咳が出るような症状があれば構造の不備を
疑ってもいいかもしれません。

 

 

 

 

 

以上、断熱性能の第2弾でした。
いかがだったでしょうか。

 

断熱性能の差で快適度合いや健康面へ大きく影響が出ます。
どれほど重要か理解していただけたかと思います。
それではお部屋探しの方、応援しております♪

 

 

 
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