24時間換気システムは電気代やフィルターでもコストがかかる。

【不動産】24時間換気システムの種類とメリット・デメリット

【不動産】24時間換気システムの種類とメリット・デメリット

 

 

 

こんにちは。
今回は24時間換気システムの種類と
メリット・デメリットに関してです。
24時間換気システムをご存知でしょうか。

 

操作パネルのスイッチを押す事で居室やリビングに
設置された給気口から少しずつ外気を取り入れ、浴室、
洗面所、トイレにある換気扇で排気し換気するシステムです。

 

排気する場所は臭気や水蒸気などの発生があり
強制的な廃棄が必要な場所が適しているので、
このような場所に設置されています。

 

今ではすっかり当たり前の設備となった24時間換気システム
ですがこの換気システムは1種類だけではありません。
ご存知でしたか?

 

換気システムは1種、2種、3種の3種類あるんです。
マンションなどでは基本的に1種か3種のどちらかになります。
それでは1種、3種それぞれのメリット・デメリット
について順番に見ていきましょう。

 

第1種換気システム(給気と排気の両方を機械で行う)

タワーマンションや寒冷地などで多く採用されているタイプです。

 

 

メリット

1)安定した確実な換気が行える。
2)外気温度の影響が気にならない。

 

デメリット

1)コストが高い。
2)第3種換気よりも初期費用(建築費)やランニングコスト(電気代)がかかる。

 

 

第1種換気の場合は換気扇に全熱交換器機能を
備えたものを採用する場合がほとんどです。

 

全熱交換器は換気の際、排気する空気から
熱と湿気を給気する空気に戻します。
換気による熱のロスが少なくなるので省エネに有効なんです。

 

全熱交換器は紙でできています。
排気と給気が全熱交換器の中で混ざることはありませんが
紙でできているため、熱と湿気は仕切りを透過するので
熱と湿気が交換されます。

 

一般的には全熱交換器は70%の熱を交換します。
つまり外気が0℃、室内が20℃の場合、
外気が14℃になって室内に入ってきます。

 

全熱交換器は、湿気と一緒に匂いも戻してしまいますので
24時間換気システムで全熱交換器を採用する場合、
匂いの発生するトイレと、大量の水蒸気が発生するお風呂は
局所換気にしなくてはなりません。

 

全熱交換器を使うと冬の冷たい外気を給気する際、部屋の暖まった
排気の熱を取り込むことができ暖房効率が良くなります。

 

第2種換気システム(給気だけ機械で行う)


居室の一方の壁に給気口を設け、給気口部分に取り付けた
給気ファンによって強制給気を行い室内に空気を取り込み、
取り込まれた空気は室内を循環し、気圧が高まってくると
自然的に排気口から空気が排気されるシステム。

 

第2種換気は病院の手術室やクリーンルームなど
常に室内を清浄に保つ必要のある場所で使われています。

 

 

第3種換気システム(排気だけ機械で行う)

現在最も多くのマンションで採用されているタイプです。

 

 

メリット

1)コストが安い

 

2)結露にも強い。

 

デメリット

1)外気温度の影響を受けやすい。

 

2)換気の安定性は1種ほど高くない。

 

3)外気を直接給気するのでフィルターが汚れやすい。

 

 フィルターに関しては別の記事で説明しています

 

 

排気に関してのみ機械による強制換気を行い、
給気に関しては自然換気を行う仕組みです。

 

給気にダクトを使わないのでコストが安く済みます。
浴室上部の天井内スペースを使用できるため
省スペースでの設置も可能なんです。

 

各居室に設置されている給気口は径100mm以下クラスが多いので
鉄筋補強が不要でコストも安いのです。

 

ただ給気口が自然給気なので機械排気口の位置関係や
外部の風の方向等によって給気機能が低下する恐れがありますし、
冬場寒いからといって外壁に設けられた給気口(レジスター)を
閉じてしまうと24時間換気が働かなくなってしまいます。

 

 

マンションなどでは基本的に第1種か第3種のどちらかになります。
それぞれにメリットやデメリットがありますので
一概にどれが一番良いとは言えません。

 

しかし第1種は給気と排気両方を機械で行なうため
当然電気代などのランニングコストが余計にかかります。

 

しかし自然換気をスムーズに行なうのが難しい家で確実に換気を
行いたいのであれば第1種換気システムは十分価値があるといえるでしょう。

 

 

一般的に24時間換気は常時運転にするように言われますが疑問です。
梅雨時に空調が利いた快適な室内に不要な湿気を室内に入れたくなければ
24時間換気システムは停止させるのが正しい利用方法だからです。
臨機応変に対応する事で最適な状態を保つ事が可能になるのです。

 

 

 

 

 

以上、24時間換気システムの種類と
メリット・デメリットに関してでした。
いかがだったでしょうか。

 

新築当初は建材などからの化学物質の揮発やコンクリートからの
水蒸気の発生がありますので計画的に換気を行う必要があります。

 

お金や血液などと同様に空気も流れを良くする事は非常に大切です。
こういった設備に投資するなどし、良くない空気を
溜め込まない健康的な生活を送りたいものですね。
それではお部屋探しの方、応援しております♪

 

 

 
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